カーネギー著「人を動かす」

カーネギーは「人を動かす」の第2章で、人に好かれるための6つの原則を紹介しています。

人間は元来、自分のことに最も関心があり、他人にはあまり関心を持たないという前提に立ち、「他人に関心を持たれたいと思ったら、相手の関心を引こうとするよりも、まず自分が相手に純粋な関心を寄せることが必要である」とカーネギーは教えます。相手が何に関心を持っているかを適切に捉えていれば、忙しい人でも時間を作ってくれるし、協力もしてもらえると考えます。すなわち、人に好かれるための最初の原則は「誠実な関心を寄せる」ことです。

さらにカーネギーは「自分とつき合って相手に楽しんでもらいたい人は、まず相手とつき合って自分が楽しむ必要がある」とし、それを伝える手段が「笑顔」だと指摘します。笑顔でいれば、相手も楽しい気持ちになります。人に好かれるための第2の原則は「笑顔で接する」ことです。

第3の原則として「名前を覚える」ことの重要性を強調します。名前は、当人にとって、最も快く、大切な響きを持つ言葉だからです。

カーネギーはさらに第4の原則として「聞き手にまわる」ことを定義します。本当に自分の言いたいことを聞いてもらうためには、まず相手の言い分を十分に聞き、相互に信頼感の持てる関係を作ることが大切というわけです。

会話の際には、相手が好きなテーマを選んで話題にすることが距離を縮める近道です。カーネギーは第5の原則として「相手の関心を見抜いて話題にする」ことを挙げています。

最後に第6の原則として「心からほめる」ことの大切さを強調します。人間は誰でも、周囲のものに認められたいという願望を持ち、自分は重要な存在なのだと自覚したいのです。どんな人でも自分より何らかの点で優れており、学ぶべきところを備えていると思って接することが大切です。

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(プライスウォーターハウスクーパース)

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